今回の地震発生から一週間が経ちました。死亡・行方不明者は1万5千人を超え、避難者は東北・関東で約39万人ともいわれています。被災した福島第一原発の事故で更なる被害が拡大しています。原発の側で危険回避のために作業をしている人々は命がけ、今日も自衛隊や消防、警察など必死の覚悟で作業をしていました。私達も出来るだけ協力し計画停電とも旨く付き合わなくてはならないと思います。避難者も本市にも来ています。その人達への救援物資の提供が市ホームページ等に掲載されています。今日は、私の友人から「被災者の方が疲れているだろうから甘い物(焼き菓子)を差し入れたいので連絡をとって欲しい」と心温まる電話をいただきました。

 今、日本中で被災地に向けての支援が始まっています。しかし、その傍ら、ガソリンや食糧の買い占めによるパニックが起こっています。被災地に物資が届かず困っている様子がTVで報道され、アナウンサーがしきりに「食糧や燃料は足りています!」と話していました。市内を回っていると今日もガソリンスタンドが渋滞、道路片側が通れず迂回するようでした。まずは被災地への協力を願いたいですね。

 私の従姉も無事で北茨城市の小学校に避難していた事が先日分かりました。港の近くなので家族、親戚で心配していましたが一先ず安心。家族を捜す被災地の人達の姿を見るたびに涙がにじみ、また、今日はこのような中で新たな生命の誕生もありました。両親はこの震災の出来事を噛みしめながら名前を付けたと言っていました。被災地の人は大変な環境の中に強いられています。私自身その思いを言い聞かせながら、節電に心がけ寒くともできるだけ暖房を掛けず厚着に徹しているところです。私に出来る事は被災者への支援と思って率先していきたい。自助・共助・公助それぞれの力に期待をしたい。