足利市では3月16日から原発避難者の受入れを北中学校セミナーハウスと北幸楽荘で行っています。3月18日、友人の焼き菓子の差し入れ後に、停電になって改めて電気の有り難さを感じながら、原発の近くから避難された方々のお見舞いと現況の把握にセミナーハウスへ行ってきました。一部屋づつお見舞い申しあげる中に孫と同じくらいの子ども達の姿が目に入りました。大人達は市役所職員に身体を動かすスポーツ道具や枝切りばさみ等を用意してもらうなど気を紛らわす工夫を考えていましたが、子ども達は言葉が出せません。体育館を見ると市民からの支援物資(毛布、タオル、洋服・・・)が沢山ありました。殆ど物を持たずに避難した方がコートをいただけて寒さをしのげますなど、多くの方々から感謝の想いが伝わりました。




 私に出来る事、依然呼びかけの中で児童養護施設へのお雛様のご寄付を思い出し、今回も子ども達へと不要になった玩具の提供を叫びました。まず提供のあったベビーカー、車、ブロック、絵本などを20日に持って行き、2歳の子が早速アンパンマンの車に乗って楽しそうに遊ぶ姿にやっと子どもらしい様子を見る事ができました。お陰様で善意の輪が広がり次々集まる玩具を24日、27日と3回に渡り持っていくことができました。母親が事情を話すと子ども自ら玩具をあげてといってくれたという家庭、玩具の話を聞いて自分達も支援ができると友人同士で気持ちとしてお金を集め、リサイクルショップで買ってきてくれたという友人。今回のご提供いただいた皆さん、何か出来る事からと立ち上がってくださった方々です。皆さんの善意に感謝いたします。本当にありがとうございました。