田中正造翁は、足尾鉱毒事件で渡良瀬川沿いの人々を救うため努力をされた政治家であります。田中正造翁の骨が分骨されている足利市野田町の寿徳寺では、毎年、3月の第一日曜日に顕徳会による法要が行われております。本日の法要で住職が「まもなく3月11日です。東北大震災から4年が経ちます。原発による放射能も足尾鉱毒事件と同様のように思います。供養に備えられたトマトも今この地で作ることができました。仏教でおかげ様という言葉がありますが、多くの人に支えられていることを忘れず、感謝の気持ちが大切です・・・。」とお話がありました。
私は、本や顕徳会の皆さんからの話を聞き当時の凄まじさを感じていましたが、多くの皆さんのおかげで今日があることに感謝し、放射能の問題も一日でも早く安心して生活できる日が来ることを祈りました。