5月27日(日)渡良瀬川中橋が、大型台風の襲来で氾濫危険水位を上回ることが予想されることを想定として、大型土のうを設置し、地域住民の避難訓練を実施します。また、栃木県消防防災航空隊の消防防災ヘリコプターの「おおるり」による空中からの救助訓練や県警ヘリコプターの「なんたい」による偵察訓練も実施します。
午前4時50分から午前9時30分までの演習になりますが、午前5時30分から午前7時30分は中橋北側に大型土のうを設置するため、中橋は通行止めになります。
中橋は、取り付け部分が堤防より2m以上も切り下がった状態になっていることから、渡良瀬川流域で増水したら真っ先に決壊するところと危惧されています。長年に亘り、橋の架け替え等が論議されています。
東日本大震災は、訓練に訓練を重ねても未曾有の災害に襲われました。「災害は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂いなし」といいますが、先人のこの二つの言葉により重みを感じ、それを活かし、市民に安心・安全に備えるまちづくりを築いていきたいと考えます。