足利学校参観者倍増計画キックオフ宣言、昨年は震災の影響もあってか若干少なく約16万人の参観者がありましたが、8年間で2倍に増やそうと様々な取り組みをしていきます。
今見えていることは、足利学校のソフト面を活かした取り組みですが、このような計画の中で、足利学校に来てもらうことだけでなく、足利学校周辺整備も含め活性化を考えることが重要で足利市が豊かになる一つの要因であると考えます。参観者倍増計画を8年間とするならば、周辺の面的整備をハード面と考えます。毎年範囲を区切りある程度の予算をつけて、統一感のある景観やどのような業種の店舗ゾーンをつくるかなど思案し、回遊性のあるまちづくりを中長期的に考えて整備していくことで、足利学校周辺も参観者倍増計画の8年間でどれだけ変わるでしょう。足利市の核となる足利学校で活かせるソフト面と周辺整備のハード面のバランスが中心市街地活性化として大切と考えます。現状の予算配分には小さい所に視点を向けて予算が生き切ってなく戦略的配分として考えられません。鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮周辺のように小町通りだけでなく、路地々に観光客が回遊して面的に賑わいがあると議会を始め多くの場で提言しています。回遊性のあるまちづくりの成功術を聞くと、観光関連の店だけでなく普通のコロッケ屋さんも繁盛しているといいました。住民が元気になるまちづくり、ぜひ戦略的な予算配分でそのような街づくりを実現したいものです。