昨今、非行、いじめ、暴力など、青少年の問題行動は、低年齢化や凶悪化等の傾向が見られ、深刻な社会問題となっています。その背景には、少子化、核家族化の進行に伴う乳幼児や青少年のしつけと生活体験の不足等、家庭や地域の教育力の低下などがあると考えられ、子どもを取り巻く家庭、地域の在り方が社会の大きな課題として、問われています。
このため、これらの青少年にかかわる様々な問題の解決に向けて、家庭教育に関する啓発活動を進めるとともに、地域ぐるみで子ども達を見守り、育てる実践目標をまとめ、実践活動の展開を図るための懇談会を開催しました。
今年度の教育懇談会から、市長の基調の講演が加えられ有意義な教育懇談会となっております。
私は家庭教育オピニオンリーダーの一員として、この会にファシリテーター役に携わっています。今回は「平成26年度大橋地区の子 みんなで育てる懇談会」、テーマ『みんなで子育てを語ろう、楽しもう』ということで開催されました。
話し合いのなかでは、子どもの安全、足利市の学びのすすめの「ノーテレビデー」、市長の母からの語りかけの内容等が話された。また、「大橋地区地域子ども見守り隊」が発足し、家族としての気持ちで接することにより、子どもたち自身が自分たちが守られている気持ちにつながると話していた。また、挨拶することの大切さから大人も諦めずに声をかけていく、と同時にコミュニケーションが大事であるという。
今回参加された方たちに多くの貴重な提言を頂きました。これを地域や家庭に持ち帰って実際の生活に役立てて頂けることや、実践の輪を広げて頂けると思います。