私達は、日光市を訪れる人達が観るだけで訪れるのではなく、「聴・香・触・味」の感覚、そして「五感(観・聞・香・触・味)」で景を体感することで、「景観(観るけしき)」から「景感(心に感じるけしき)」に変わる。来訪者はこの「景感」を求めて訪れるということから、「歴史・文化や自然環境を活かした景観づくり」「観るけしきから感じるけしきづくり」をテーマに日光市を訪れました。世界遺産地区の日光東照宮の彫刻などの説明を受け、大正天皇のご静養の旧御用邸で現在は邸内や庭園の風景を楽しめる記念公園とされている日光田母沢御用邸記念公園を見学し、日光市の町並みガイドライン策定に基づく地域を歩きました。それぞれの建築様式の素晴らしさと周りの庭園の緑がマッチした素敵な景観は、まさに景感であり癒しさえ感じるほど落ち着いた雰囲気がありました。。
今年から文化賞が景観賞に変わりましたが、これから足利市の景観賞が選定されます。今回の視察で学んだことを活かしての選出としたいものです。