足利赤十字病院は、新足利赤十字病院として競馬場跡地に移転し今年7月1日に開院となります。一般診療は7月4日からスタートいたします。
足利赤十字病院は昭和24年に開院し、地元地区と協力・共存してきました。地元地区周辺にとっては未だ見えない跡地活用について不安を示しています。また、中心市街地活性化の観点からも空洞化が重要な問題となります。私を含め数人の議員がこの件で議会質問をしています。市としての答弁は民間の持ち物だからということで中々先が見えませんでしたが、今議会では病院機能が失われた場合は固定資産税の課税対象となり徴収していくことになると答弁あがありました。今後の足利赤十字病院跡地についてどのような動きがあるのか期待をしたいと思います。
今議会で大田原市議会も大田原赤十字病院の跡地の問題などが取り上げられていましたが、昨年から新病院の建設が始まり、今年1月には跡地の対応が協議され解体し更地で売却と答弁がありました。新病院は県北市町の補助金16億、中田原工業団地に71,000㎡を栃木県から12億7千万円で購入しています。
新足利赤十字病院は、足利市の補助金11億、土地約57,400㎡を20年間無償対応ということでしたが、今年になって休日夜間急患診療についても市が月額48万円の施設賃借料を払うことが決まっていたことや、来年の3月31日まで約7,000㎡(駐車場300台分)用地無償借用要望と5月31日全員協議会で報告を受けるなど議会として懸念を示しているところでした。
跡地についても大田原赤十字病院は、売却後の利用が決まってなくても市との協議がされていたといいますが、なぜ、足利赤十字病院の対応が遅いのでしょうか。