足利市の福祉の拠点と考えられる競馬場跡地176,200㎡の中に、敷地面積約57,400㎡の新足利赤十字病院が今年7月1日に開院となります。6月14日には市議会議員内覧会が行われ約2時間に渡り説明を受けました。1階エントランスホールで簡単な説明を受け9階に上がり最上階から降りながら説明を受けました。9階の緩和ケア病棟は病院という感覚を無くすような配慮がされ細かいところへの気配りを感じました。回復期リハビリ・精神・小児病棟を除き、その他一般病は全室個室で、約60%が無料病室ということです。
また、日本にも数台といわれるリニアックという癌などの治療に使われる高度医療機器の整備や157ケ所の免震構造、断水対策として地下水ろ過装置の設置や太陽光パネルや風車による発電で自家発電が保てるなど多くの災害対策が施されておりました。まさに、災害に強く、機器の充実された質の高い病院であることを実感してまいりました。

1階エントランスホールには、ドトール・コーヒーやローソンなどが配備され病院が休日でも利用できるようになっていて、一般の方や公園に遊びにきた親子連れの方々なども利用できるそうです。