学童保育連楽協議会と市議会議員の懇談会に行ってきました。時間が午後7時半からでしたが、関係者から電話で6時半と聞いてたので総会にも参加しました。
私も以前は指導員の立場で関わっていました。当時の子ども達が浮かんできました。なぜ、指導員をというと、12年前の研修テーマで男女共同参画社会の話の中で、当時、女性の社会進出といっても女性は介護や育児が背負われていて社会進出と一言で言うが中々難しい問題と考えていた時に「学童保育」の話が出てきました。私は身近な生活の中で「これだ!」と思い、現状を見たいと携わることにしました。
現状を見ると、色々と感じる事も多く、子供が病気の時でも仕事をもつ母親は中々休みが取れない、休むとクビになってしまうなど・・・。微熱がありながらも子供を施設に預けて「熱が上がったら会社に連絡してください。」と不安そうに去って行った母親の姿は今も忘れません。私は、その時、母親の切ない気持を感じると同時に静養室もない施設に病気の子供が落ち着いて休めない辛さを感じました。
議員になってから、働く女性が安心して仕事ができるよう「病後児保育」を提案したり、学童保育の充実が図れるよう質問もしてきました。今日、現在の状況について聞いてみましたが未だ静養室付きの学童保育施設は殆どないようでした。調べれば調べるほど栃木県下では足利市の学童保育はNO1といえるくらい恵まれていますが、小規模施設や児童数の増えている施設の問題、4年生以上や障害児の受入れの問題、施設の問題など課題は山積していることが解りました。
これからも子供達のためにより良い環境がつくれるように頑張ってまいります。そして今日、いろいろなことが甦ってきました。また、このような場を設けてくださったことにも感謝いたします。