地域住民の方から放射線量に関する件について不安があると連絡をいただきました。足利市でも独自に第三、富田、愛宕台、坂西、北中の5カ所で空間放射線測定検査が実施されたこと、また、6月上旬の安蘇庁舎で行われた自治医科大学RIセンター管理主任の菊地透先生が講師の「福島原発事故に伴う放射線影響と農作物の対応」の講演資料(栃木県農政部資料含む)を持ってお伺いいたしました。多く心配されてた事は、インターネットやツイッターなどができず地域の情報がわからない中での不安やどこに聞いたらいいのか分からなかったようでした。
この問題は、6月議会定例会で質問をしましたが、再質問でこのような方達への周知について質問しました。公明党の女性議員からも同様の質問がありました。主婦という生活者としての多くの経験を重ねた女性ならではの視点、市民に向けての配慮などを思っての質問でもありましたが、彼女も同様に感じたものと思います。
今回お伺いした方には、資料と合わせて、水道水、下水汚泥等は上下水道部、農作物・畜産等は農務課、環境放射能は環境政策課、小中学校関係は学校管理課など、市のHPに掲載していることを話しましたが、パソコンを使われないことから、問い合わせ先として紹介したものの、市民の方があちらこちらの課に尋ねるのではなく、市役所でこれらの情報を一本化することでスムーズな対応が望めるものと考えました。