6月2日、安蘇庁舎において、講師 自治医科大学RLセンター管理主任 菊池透先生による「放射性物質と農産物に関する講演会」に参加、初めに主催者の小野氏の挨拶で、今回の災害では農業施設、出荷物や風評被害など100億円を超える被害があったと話ました。当初、栃木県産ホウレン草が一時出荷停止となり、足利のいちごも300gで100円程下落したと新聞報道にもありました。
本日の研修で原発事故の影響や県の対応について経過報告の中で、農産物等においてのサンプルング(検査)が細かく実施されていつことが解りました。出荷されているものは暫定基準値以下で安心して食べられます。
また、○○シ―ベルトなど報道で数値や単位が出てきましたが何となく聞いてましたが、放射線・放射能の量を表す単位に放射性物質が放射能を出す強さ「Bq」ベクレル、物質が放射線から吸収するエネルギーの量「Gy」グレイ、人体が受ける放射線の影響度合「Sv」シーベルトと説明を受けました。災害発生当初は安足地区でも1μSvの数値が出ましたが、その後は暫定基準値を下回っているということでした。
質問の中で、海洋汚染の内容がありました。ヨウ素、セシウムは溶けてしまい、海流で流され薄まるなど、ストロンチウム90という放射性物質があるが、貝類は今後サンプリングが必要と話されました。今後も食物に関してのサンプリングの報告を続けていくことを望みます。